長崎大島トライアスロン・つづき2

ラストは10kmラン。バイクで1時間近く無補給だったので、もう完全に消耗してました。とりあえず5km、途中のエイドでドリンクを少しづつ飲みながら(いきなり一気に飲むと胃がひきつけて走れなくなるので…)調子が戻るまで我慢の走りを続けます。次第に第2ウェーブの学生の選手や女子エリートにパスされていきましたが全然付いていけず。エイドごとのスポーツドリンクをちょこっと飲み、水をちょこっと飲み、スポンジで首の後ろを冷やす。この繰り返しです。途中凄い勢いで雨が打ち付けてきて痛かったです(^-^;
調子が戻ったのは結局7km過ぎ辺り。女子2人男子1人の学生パックにパスされたところでそのパックに付いていきました。橋の登り坂で男子1人が抜けていったので「他2人は登りに弱い?」とカウンターをかけました。片方の1人は着いて来れたようですが、もう1人が着いて来れなかった。結局私と女子1人で前後入れ替わりながらラスト近くまで走りました。決してU23はいいケツしとるのぅ、とか思ってません。思ってませんってば。
やっとこさゴールのグラウンド近くまで来ました。その辺りで前日説明の一言を思い出しました。「ゴールのところで写真を撮るので、あまり他人と被らないでくださいね」。このままスパートかけても千切るのは難しいかもしれないなぁ。付いていくのは余裕だけど。どうしよう?と心に迷いが入ったところで、前を走っていた女子がスパートをかけました。うわ、なんて絶妙なタイミング!(^-^;
結局そこからダッシュをかけても差は縮まらずそのままゴール。なんかこうやることなすこと裏目に出るなぁ、とブルーになったレース当日でした…雨でシューズの中が滑って靴ズレできてるし、閉会式に行くまでは止んでた雨が帰りがけに本降りになるし、ていうか閉会式会場に駐車場あるの知らなくて歩いて行ったし…
傷心のまま自転車をダンボールに詰め、レンタカー内に散乱した荷物をまとめ帰路へ。
そういえば今回のレンタカー、無料でナビが付いていて初めて大活用したのですがかなり便利。博多の都市高速なんて学生時代使ったこと無かったので、ナビで混雑に巻き込まれること無く長浜まで誘導されてラクチンでした。とりあえず長浜では学生時代によく使っていた将軍へ…ってあれ?味が変わった…?
もうダメだ。今日はやること全て裏目に出る日なんだ。なんで駐車場の空いている元祖に行かなかったのか強く悔やみました。最後の最後に満タン返しのためのガソリンスタンドが見つからなくて、一旦遠回りして戻ってきたりしたし。
こうして1泊2日大島トライアスロンの旅は幕を閉じました。ああ、明日からまた会社か…
さて記録は火曜日に公開されました。大島で前日お世話になったコンビニで「スイム速かったですね」と言われて「いやーそんなことないっスよハハハ」と空返事していたのですが、実際今になって記録を見てみると驚きでした。
スイム9位、バイク39位、ラン73位。今回の反省点は暴風雨という不安定なコンディションで走る経験不足。登りで千切れるのにそれをキープできないというのはかなり恥ずかしい。あとボトルゲージは消耗品だということが良くわかりました(^-^;ボトルを落としたことでバイク後半の消耗とランへの影響もあったし…
スイムが速かったのは、短距離になったことで体力よりも技術差がモノをいった結果でしょう。元々私は平泳ぎ出身なのですが、平泳ぎでは縦波に如何に乗るかが重要で、経験が活きたなぁと思います。
今後に向けてですが、雨の日でも嫌がらず自転車の練習に行こうと思います。いやホント。