長崎大島トライアスロン・つづき

大会当日は4時半起床5時出発。どんよりとした雲行きの中、大島に向かいます。道中そんなに風の強さは感じなかったので、もしかしたら大丈夫かな？と思っていたのですが、やはり現地に着いて海を見てみると波が激しく、風も時間を追うごとに強くなってきています。あーこれはヤバイ。
当日受付の時間までボチボチと準備をしているうちにコース変更のアナウンスがありました。やはりスイムは前日説明通り内海を泳ぐコースに変更となり、1500mから340mに短縮。これで51.5kmではなくなってしまいました。ここまで来てこれか…
しかしここでガックリしても仕方ないので荷物を担いで当日受付。トランジッションにバイクとかランシューをセッティングして落ち着いたところで、スイムの場所を観にいきながらウォームアップ。適当に身体が温まったところで時間になったのでウェットスーツを担いでスイム会場に向かいました。
いよいよスタートラインに選手が集まってきてアドレナリンが上がってきました。私の居る第1ウェーブはエリートも一緒なので、白戸太朗とか池形成信とか有名な人たちと一緒です。ていうか私もエリートと同じようにウェットスーツ脱ぎたいよぅ。まだ完全に身体にフィットしてないウェットスーツを気にしながら、9:00にスタート。やば、ちょっと出遅れた！
スイムの出遅れはバトルに巻き込まれるので最悪です。案の定足は引っ張られるは上に乗っかられるわ…しかしなんとなしにちょうど私とペースが同じくらいの選手が右手前方に居たのでそれに付いて行って、大蛇行だけは避けられました。でもバトルに巻き込まれて精神的な余裕が無かったような気がします。あえて言うならあわてすぎていた。ヘッドアップする余裕はあったのにね。
なんとか第3ウェーブがスタートする前に上陸。ていうことは6分くらいか。今ならそう思えますが、とにかくこの時は「出遅れた〜！」と気持ちばかり焦ってダッシュ。その後トランジッションまでバイクを取りに500mウェットを上半身だけ脱いでダッシュ。トランジッションで一番嫌なのがウェットの脱衣のタイムロスで、順調に脱げたにもかかわらず「あーやばいやばい！」と慌ててヘルメットをかぶってバイクスタート。ここで自転車の空気入れを落としてしまいました…
しかし実はこの段階で、かなり順位は良かったのです(一般9位)。たださっきも言ったようにダッシュ！ダッシュ！大慌て！で心拍数が上がりまくっていて、さらにバイクの序盤に軽いアップダウンで十分心拍数が下がらないうちに激坂が待ち受けていて、ここで力尽きました…もうダンシングしても踏み込めず、ここで10数人にパスされてしまいます。しかもその坂の最後でボトルを落としてしまい、ここから1時間近く無補給で走ることに…この辺りから雨も降り始めました。
その後下り坂とか平地で落ち着いてきて島を1周し終わり、さーランだ〜と思っていたら、みんなスピードを緩めずまっすぐ突っ切っていきます。ここで初めて、1周だけだと思っていたバイクコースが実は2周回だったということを知り「聞いてねーよー！」と泣きながら2周回目に突入しました。もうシューズ脱ぐ気マンマンだったのに…
1周走ってコースの内容はつかんだのですが、どうもこの日は負け気味の展開。これはスピニング効果なのか、登りで抜いた人数は数知れず。でもその後の下りでパスされるというアホみたいなレース展開です。登りのカーブでカウンターが決まったときは嬉しかったんですが、下ってしばらくするとさっき抜いた選手が追いついてきます(x_x;やっぱり雨の日の下りは怖くて速度を出せません。速度を出せたとしても「前の人がこの速度でそのカーブに入れるなら大丈夫かな？」という前提で入っていくので、単独だとなかなかスピードを出せません。やっぱり雨の日でも走る練習は必要だなと思いました。
なんて書いてるうちにすげー長くなったよ…続きはまた明日。