トリセツ

いつも見てるわけではないのですが、昨日早く帰宅してザッピングしてるうちに見てました。その回がマラソンだったというのも何かの偶然か。しかしありえねーとツッコミを入れながら思うこともいろいろあり。

・彼女は何故フルマラソンを走ろうと思ったのだろう?能動的ならともかく、こっちから走ろうと誘った人を練習で42km走らせる勇気は無い。私ですら普段の練習でそんなに走らないのに。
・そしてハワイに到着してレンタカーを借りて「迷わないように」コースを下見。あんたらと同じ走力の人はいくらでも居るから、その人たちに付いていけば絶対迷わないって。
・その練習途中「水分補給しよう!」と言ってボトルを取り出し…デカッ!ウェストポーチにはとても入らなさそうなサイズのボトルが出てきた。例えるなら、鞘に収まりきらなさそうな日本刀を振り回す忍者を見た気分。
・最後まで見て「あ、この2人ハワイに練習に来たんだ」ということが解った。解ったのだが、コースの下見しにハワイに行く金があるなら、その金を国内での練習に回したほうが良くね?

まぁしかしこれは実際走ってる私の感想で、多分チームのみんなでこれを見たら大爆笑しながらいい酒の肴にするんだろうけど、42kmなんて走ったことない!という人にはこういうのもアリなんじゃないかな?と思いました。結局は走る人のモチベーションが何なのか?というのが重要。ワイハでデート兼マラソンもいいんじゃない?

ホノルルマラソンというのはそれだけでブランドだし、ホノルルに限らず海外で行われるマラソンは日本と違って応援がすごくて楽しいらしいです。それをモチベーションにするのはいいことだと思います。私の後輩でホノルルマラソンにミーハーで参加して、それからマラソンの魅力に取り付かれて私より速くなった奴とか居るしね。バカにすることはできません。

そしてモチベーションが上がってきてはじめてメソッド論が始まると思うのですが、初めての人は最低限怪我をしなければいいんじゃないかと思うんです。それこそ登場していた先生の言うとおり、ウォーキングでもよし。実際に足を動かさないとひざ周りの筋肉はつかないし、その筋肉がないと膝を痛めてしまう。今回の番組みたいにいきなり42kmを走ったら休み休みでも怪我しますよ。

最後に松任谷さんはシューズが水に濡れるから靴下ははかないほうがいいとアドバイスを受けていましたが、私はトライアスロンで同じように裸足にランシューで走ってすべてのレースで靴擦れになってます。逆にマラソンとかで靴下履いて履くときは怪我全くなし。こればっかりはモノによるかと。

はてさて私は明後日ハーフマラソンなわけでして、今日の積雪で足をくじかないよう慎重になってます。