シールドベアリングのオーバーホール

破壊された自転車を分解しているうちにヘッドパーツの辺りからシールドベアリングが出てきました。さすがに3年もすると回り方が鈍く、下のほうに至っては全然回ってないじゃん!という状態です。そこで分解してみました。
結論から言うと、分解しても滑らかな回転は戻りませんでした。使ったグリスの問題なのか、グリスを盛りすぎたのか、すでにボールが擦り減っているのか。買えば1000円もかからずに買うことの出来るものなので、基本的には買った方がいいと思います。通販だとこことか。http://www.e-seki.com

分解の仕方ですが、上下どちらか一方に内側の軸受け部分を押し込むとシールド部分とボディの間に隙間が出来るので、そこに針とかを入れてスライドさせるようにしてシールドを外します。その後ボールが飛び散らないようにタオルを敷いて、シールドを外した面を下向きにしてさらにスライドさせれば、中のボールが落ちながら内側の軸受けが外れます。この時ボールが飛び散るので、タオルは重要。
私の場合はボールがもう錆び錆びだったので、とりあえず灯油をペットボトルに入れてそのなかにボールを落としてシェイク。その後タオルで磨いて洗剤で脱脂。
その後「内側の軸受け」にグリスを盛って、ボールを貼り付けるように溝に乗せて、シールドをセットして、ボディ外側に押し込むようにしてセット。そしてもう一度グリスアップして、残りのシールドをセットして、作業完了です。

今回の作業の反省点として、やっぱり回転が鈍いということが挙げられます。これは使ったグリスが自転車のDuraグリスの所為なのか、それを盛りすぎた所為なのか。運よくベアリングがもう一つあるので、色々試行錯誤してみようと思います。

夏コミ受かりました。詳細は明日にも…